虚弱体質で気の弱い人に
虚弱体質で気の弱い人というのは、体質的に虚性体質といわれます。
やせて青白く、なで肩、指は細く、声に力がない。
顔の形は面長か逆三角形です。
虚性体質の人はアスピリンなどで発汗しにくくなるか、その反対に発汗過多となり、胃を悪くすることがあります。
こういう人が不眠症にかかったら、つぎの薬がいい。
★柴胡桂枝乾姜湯(柴胡姜桂湯)
虚弱体質の人の中でも、とくに弱い人向きの薬。
食欲がなく、みぞおちから脇腹にかけて、苦痛を訴える人。
のぼせの傾向があり、口唇が乾燥して、尿が少ない人。
上胸部でドキドキと心臓の動悸がし、血行がすぐれず、急いで歩くと息切れがする人。
夜、寝苦しくなり、とくに悪夢におびやかされるという人に効く。
また、手足が冷えやすく、下痢や軟便の人に用います。
脈にも腹にも力がなく、腹部の胃弱を訴えている人にいい。
とにかく、とても弱い人向きの薬と思えばいいのです。
胃アトニーや胃下垂、神経症、貧血症に効果があります。