二ースとモナコの中間~エズ村、鷲の巣村
南フランスの海岸は、多くが地中海にせり出した山々でできています。
切り立った断崖の中腹には中世以来、外敵からの攻撃を逃れるための要塞の役割も果たす、教会を中心にした集落が形成されました。
こうした集落は、あたかも崖に作られた鷲の巣を思わせることから、「鷲の巣村」と呼ぼれています。
なかでも最も観光化されているのが、二_スとモナコの中間に位置するこのエズ村で、ニーチェが思索を重ね、ジョルジュ・サンドが愛したといわれます。
村は中世の名残をとどめ、また香水工場があります。
エズ村を訪ねるにはレンタカー、または観光バス(ハイシーズンには週4便)で。
列車ならエズ・シュル・ラ・メール駅下車、"哲学者の道"を約1時間登ります。
「鷲の巣村」は内陸にも散在し、アンティーブの北にはイヴ・モンタンが晩年を過ごしたサン・ポール、ニースの北には陶器の人形や民芸品店の並ぶトゥレツト、モナコの北には中世の町並みが保存されているペイヨンなどがあります。
ペイヨンは人口約1000人、教会の三角屋根を中心に、べ一ジユ色の外壁の家々が並んでいます。