モナコGP

1929年から開催され、1938年から1947年の間、第二次世界大戦の勃発により中断された時期を除き毎年開催されてきた、F1のイメージリーダーともいえる名物レースである。例年、レースウィークにはモナコ大公主催のパーティが開かれ、ドライバーやチーム関係者をはじめ、世界中のセレブリティが参加する。
また、通常のレースウィークと異なり木曜日にフリー走行が行われ、金曜日は公道が開放される。インディ500、ル・マン24時間レースと並び「世界3大レース」の1つに数えられ、F1グランプリではイギリスGP、イタリアGP等と並んで最も伝統のあるグランプリである。
自動車に限らずレースの世界で競技終了を知らせる旗、チェッカーフラッグの起源となったレースである。ただし、現在のように市松模様は細かくなく、旗を4つ割にして白・黒の模様に染めたものであった。
このグランプリに際立って強いドライバーはモナコ・マイスターと賞賛されることがある。最多はアイルトン・セナで通算6勝。それに続き、ミハエル・シューマッハとグラハム・ヒルが5勝、アラン・プロストが4勝を挙げている。 ファン・マヌエル・ファンジオは生涯に出走した4回のモナコGPで2勝をあげ、4戦全てでポールポジションとファステストラップを記録している。